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【バーレスクダンス】クイーン・オブ・バーレスク "ディタ・フォン・ティース"

バーレスクダンスというとセクシーで色気があり、体のラインを綺麗に魅せるダンスとして、健康的にダイエットしたい方に人気のものとなってきています。そもそもバーレスクが広まったのは、主に映画や演劇、ショーなどがきっかけですが、バーレスクという概念を生むきっかけとなった人物が今回紹介する「ディタ・フォン・ティース」。彼女の人生を通して、バーレスクや美へのこだわりなど、紹介していきます♪


■ "ディタ・フォン・ティース"とは


ディタ・フォン・ティース(Dita von Teese、本名Heather Renée Sweet)はアメリカ合衆国のバーレスクダンサー、モデル、衣装デザイナー、実業家、女優などさまざまな形で活躍しており、またバーレスクを復活させたジャンルのニューバーレスクの代表的なスターのひとりで、「バーレスクの女王」と称されています。
彼女が「バーレスクの女王」と呼ばれるきっかけ、影響となったのはすべて家族からで、幼少時代、母親からはよく見ていたハリウッド黄金時代(1930年代-1940年代、主な映画「風と共に去りぬ」など)の映画女優から、父親からはよく読んでいた雑誌「プレイボーイ」のランジェリーなどのをきっかけとして、美に目覚めたのだそう。また祖母の存在がもっとも大きく、年老いても黒く染めた髪、長い爪には赤いマニキュアを施し、アイライナーを欠かさず自身を飾りたてる事を常にしていた祖母の存在が、芯のある美意識の存在として幼少期のディタに影響与えていきました。
10代のときに母親からプレゼントでブラジャーをもらったのをきっかけに、下着を凝るようになり、のちにモデルやプロデュースもしていきます。


5歳から習っていたバレエの影響もあってか、19歳でダンサーの道へ。初めはストリップダンサーになりましたが、あまりの個性の無さに失望し、独自のスタイルを作ってバーレスクダンサーとなりました。
当初、「ディタ・フォン・ティース」という名前ではなく「ディタ」のみで活動していましたが、雑誌『PLAYBOY』のモデルをやる際に姓が必要になり、電話帳から探して「フォン・トレセ」を選んで「ディタ・フォン・トレセ」として名前が載るはずだったのを『PLAYBOY』が誤って「ディタ・フォン・ティース」と掲載したことから、本人も気に入り、そのまま芸名として現在まで使っているそうです。


彼氏について
90年代に彼女の熱烈なファンだったミュージシャン、マリリン・マンソンのPVに出演、それをきっかけに交際がスタート。2005年12月、5年間交際していたマリリン・マンソンとアイルランドで結婚、映画監督のアレハンドロ・ホドロフスキーが執り行い、60名ほどの参列者の前で誓いを立てた。個性的な2人だけあって、ディタはヴィヴィアン・ウエストウッドによる紫色のタフタのガウンにコルセット、マンソンは黒のタキシードを着て結婚式に出た。その翌年、離婚発表。原因は不明だが、一部では売名行為だったのではとの意見もでている。


セレブリティについて
2007年にピーチジョンのカタログ表紙を飾って、ブラジャーでおなじみワコールとの協賛で日本には来日。招待客のみのパーティーだったにもかかわらず、日本での知名度は一気に広まっていった。
そのほか、MAC口紅の広告でショーをしたり、ジャン=ポール・ゴルチエやルイ・ヴィトンなどのハイファッションでファッション・アイコンとしても活躍。また本業のバーレスクショーには、クリスチャン・ルブタンやスワロフスキーなどハイクラスのスポンサーがゴージャスなショーを一層際立てている。アメリカでは、ニュー・バーレスクの芸能として認知度が高く、カンヌのレッドカーペットに呼ばれるなど、若者からは強い支持をうけている。


■ 世界を魅了するウエスト


ディタといえば、細いウエストが一つ特徴ですが、バーレスクダンサーになってからコルセットやラバー、ランジェリーなどのモデルとしての知名度が広まり、長年コルセットを着用していました。そんな彼女のウエストは、56cmになり、またコルセットを使用すると42cmにまで引き締まるそう!
ヴィンテージスタイルで有名な彼女は40.50年代の女性らしい曲線美を強調としたファッションが得意なので、上品なのにどこかセクシーなファッションは大人女子ならぜひ取り入れたいところ♪
40'sや50'sのスタイルはコルセットなしでは語れませんが、長年の努力の賜物であの細さが出来ているんですね・・・♪


■ 飽くなき美容へのこだわり


・食事について
40代になった現在も砂時計のような美しいくびれを維持していますが、美容維持とダイエットをするため、食生活にはかなり気を配っていて、朝は70%が緑黄色野菜で、30%がフルーツのスムージー、日中は肉類や乳製品を口にしないし、小麦も出来るだけ控えるという徹底ぶり。また、バランスの取れた食事のために、セレブ栄養士のキンバリー・スナイダーのレシピ本「ザ・ビューティー・デトックス」を参考にしているそうです。食生活をしっかり管理している彼女だが、メキシコ産のお酒を飲みながら自家製のトルティーヤ・タコスを食べるのが大好物だそうです♪


・運動について
運動は、体型維持のために週3回以上ピラティスに通っていて、自宅でやるのではなくあえてクラスに通って監視してくれる人がいたほうが続けられると、彼女なりに努力もしているんですね。


・ファッションについて
ファッションは1940年代風のファッションスタイルをこだわりとしていて、なかでも靴とバックには強いこだわりが。靴の90パーセントはクリスチャン・ルブタン、中にはマリーアントワネットにインスパイアされた限定シューズも持っているとのこと。「靴が自分の人生を変えてくれる。そう信じている」とショーで名言を残しています。ちなみに、ルブタンとは親友でディタ専用の靴を作るほど。ディタの家にはルブタンが作ってくれた靴専用のコーナーまであるそうです。
バックについては、昔のかっちりとした形のレトロなハンドバッグが大好きとのこと。


・メイクについて
どんなときも赤い口紅は欠かせないという彼女だが、メイク時には「照明が重要」だと語っている。「メイクするときは、いい化粧台を使い、光がよく当たる場所を選ぶことが大事。一番良いのは自然光。時間に余裕をもつことも大切。」とのこと。
また、「練習の大切さ」を強調していて、メイクに関しては頻繁にすればするほど上達できるから練習がすべてだそうです。ヘアスタイルに関しても、毎日完璧にいくわけではなく、上手くいかなかったときに帽子をかぶったり、夜会巻きスタイルにするなど、いつか役に立つときのために常に勉強をしているそうです。


■ 見る物をくぎづけにする、ディタのバーレスクダンス動画


バーレスクダンスのイメージは、ハレンチでエロくて、いやらしいという、どうしてもマイナスなイメージがありますが、ディタのバーレスクダンスは何といっても優雅で、かつセクシー。普通、洋服を1枚1枚脱いでいくなんて、ましてや裸になっていくなんて、いやらしさ満点!になってしまうところ、ディタの体の曲線美、肌の白さや表情、雰囲気のすべてが芸術やアートとして成り立っていくのがわかります。女性がみてもディタの美しさに感動さえ覚えてしまうほどです。ぜひyoutubeで検索してみてみてください!


-終わりに
さまざまなこだわりを彼女の過去の経験や人生から紹介してきました。こだわりがあるからこそ、年をとっても美しく、またその年齢にあった美しさを引き出せるのではないでしょうか。彼女が見出した、バーレスクというジャンルも、今となってはセレブリティとして格別されるほどになったのも、今までのディタの人生がすべて物語っていると感じました。
前代のファッションにも通じるところもあるディタのこだわりを、同じ女性として見習いたいですね♪