バーレスクダンスは女性らしい身体づくりのために、現在人気となってきているジャンルです。他のダンスとは違い、振り付けをこなすのではなく、身体の使い方、姿勢改善、痩せやすい身体になりやすいと言われています。そんな、バーレスクダンスを始めたい！と思っている方が、まず困るのがヒール選び。ただでさえ不安定で、靴づれのイメージが強いヒールで踊れるのか・・・とそこで断念する方も多いのではないでしょうか！？そんなネガティブなイメージのヒールをダンスで履くためのコツや選び方をご紹介します！

■ ヒールを選ぶポイント

まず、選ぶ大前提として自分のサイズに合っているものにしましょう。デザインで選んだり気に入っているヒールも、脱げやすかったり、転びやすいと怪我に繋がります。また、日常生活でヒールをあまり履かない人は、ヒールの低いもの（5.5cm前後のもの）やヒールが太いものから慣れると靴づれしにくいかもしれません。

バーレスクダンスやヒールダンスといわれるものはヒールの高さが8-10cmで、ヒールが細いピンヒールが好ましいですが、8-10cmのピンヒールとなると普段でもなかなか履きなれないですよね！ただ、8-10cmでもパンプスではなく、足がしっかりホールドされるブーティやブーツなどでもいいかもしれません。
また、ヒールを履いていると重心が前かがみになりやすいため、つま先にクッション性の中敷を入れたり、パンプスであれば足の甲部分にベルトなどで固定するなど足への負担も少なくなります。

■ バーレスクダンスでも使えちゃうラテンシューズや社交ダンスシューズ

なかなか普段ヒールを履かないひとは、何から選んでいいのか不安になるところだと思いますが、一番わかりやすいのは社交ダンス用のシューズ、ラテンダンス用のシューズがオススメです。
もともと、ダンスを踊るように作られているヒールですので、靴づれもしにくく、脱げにくい工夫がされています。

普通の靴との違いは、底が柔らかい革になっていることです。なので、スニーカーのように動きやすく、つま先まで動かすことができます。また、素材も柔らかいものが多いので、床にも優しくまた、適度に滑り、適度に滑りにくいというなんとも絶妙な具合です。
（ちなみに、このダンスシューズで外を歩いたりすると、柔らかい分、石がはまり易く、また水も吸いやすいので、すぐだめになりやすいそうです。。。）

サイズは普段履いているものと同じサイズで大丈夫ですが、多少伸びやすいので、比較的ぴったり目のものでも大丈夫です。また、履いたときに指が曲がっていないか、指が当たって痛くないか、先端は若干のゆとりがあるかもポイントです。なお、女性の足のむくみのことも考えて、試し履きをされるときは午後2時前後に履くと足の形が小さからず、大きからず自然な状態に近いそうですよ♪

■ 床を傷つけないためにヒールキャップ・ヒールカバーを付けよう

どのバーレスクダンススタジオでも、必ずお願いするのがヒールキャップとヒールカバー。もともとダンス用ではないヒールも上で紹介しているラテンダンス、社交ダンス用のシューズもすべてにこのヒールキャップかヒールカバーをつけましょう！床を傷つけないのもそうですが、ヒールの劣化防止にもなります。

ヒールキャップとヒールカバーは、ラテンダンス、社交ダンス用のシューズ売り場なら必ず一緒に販売していますが、バレエ用品のチャコットなどでも扱っています。
ただ、ヒールキャップにはデメリットが！
キャップ式のものだとキャップ自体に厚さがあるので、キャップをはめると5mm程ヒールが高くなってしまうことがあります。たったの5mm！と思うかと思いますが、意外にこの5mmが目線を大きく変えるので、キャップ式で不安な方は、革カバーというヒトデの形をした革のシールを貼るのをオススメします！皮製ものなので厚さは少なく、なじみやすいのでぜひお試しください♪
インターネットで幅広く扱っていますので、ヒール、革カバーと調べてみてくださいね♪

いかがでしたでしょうか！？
バーレスクダンスの特徴のヒール選びは必ず誰もが悩むところ・・・。市販の靴ではなかなか自分に合う靴を探すのも大変ですが、足の負担をなくす為の工夫はたくさんあります！
また、バーレスクダンスに限らず、JAZZやHIPHOPでもヒールで踊ることが増えてきました。K-POPアイドルをはじめ、日本ではPerfumeやE-girlsなどJ-POPでもヒールを履いてのパフォーマンスが多くなってきていて、Perfumeに関しては伊勢丹とコラボして「Perfumeダンスヒール」というものなんかも販売しています。伊勢丹とPerfumeのコラボだとすごく説得力がありますよね！
ぜひバーレスクダンス、ヒールダンスを自分の足に合った、素敵な靴で始めてみましょう！