【フラダンス】踊る前に知っておきたい、フラダンスの歴史

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-はじめに
フラダンスと聞いてイメージするのは、ハワイのダンス、南国でリゾート感、スカートはいて、ゆっくりなイメージなどなどありますが、実際フラダンスがどうやって踊られるようになったのか、なかなか歴史の部分まではわからないもの。そこで、今回はフラダンスの起源をご紹介します。現在フラダンスを習っている方も歴史や起源を知って、より本格的フラダンサーになりましょう♪


■ 起源は神様に捧げる踊りだった

 まず、フラダンスという言葉はそもそもおかしく、フラという言葉でダンスという意味があります。なので、フラダンスだと「ダンスダンス」と言っているようなもの。ここではフラという言葉で紹介していきます。
 フラの起源については諸説ありますが、ある伝説によると女神ラカがモロカイ島の聖地カアナにフラを作りました。その証拠に、モロカイ島では毎年5月にフラの誕生を祝い、「踊りの中心」を意味するカフラピコという祭りが開かれています。また別の伝説では、ヒイアカが姉の火山の女神ペレの荒い気性をなだめるために踊ったのが始まりだとも言われています。どちらにしろ、古代のハワイは無文字社会であったため、フラの正確な起源はわかりませんが、ハワイ人がマルケサス諸島やタヒチから渡って来たことは確かであり、フラもまたこれらの土地からポリネシア人が持ってきた歌舞音曲がハワイにおいて発展したものと考えるのが自然と言われています。


■ 実は禁止されていた期間も...

 ハワイが西洋と接触する1778年以前からのフラは宗教儀式と緊密に結びついたもので、パフと呼ばれるサメ皮の太鼓の伴奏で行われるダンスは、神に捧げられる最も神聖なものでありました。1820年にハワイにやってきたプロテスタントのアメリカ人宣教師たちは、フラを異教の踊りとして断罪し、禁止した時期がありました。ハワイのダンスは、伝統芸術を奨励したカラカウア王の時代に復活し、このとき詩歌や衣装を新たに組み合わせて作られたのがフラクイと呼ばれる新しい形式になっています。


■ "常磐ハワイアンセンター"がきっかけで日本中に広まった

 いまや人気となったフラダンスですが、日本中に広まったきっかけといえば、常磐ハワイアンセンターの開園のニュース。福島のいわき市の常磐に、気軽に南国気分を味わえるハワイアンセンターができたニュースで一気に広まりました。
またもう一つのきっかけといえば、フラガールの存在。この常磐ハワイアンセンターでフラのショーをしているフラガールの誕生を物語とした映画は、だれもが一度は見たことがあるんではないでしょうか。ダンスとは全くの無縁だった女性たちが、ショーをできるまでに成長する物語は、何度見ても感動します。
また、その苦労と成長をしてきた女性たちの歴史を、いまなお常磐ハワイアンセンターで見れることもフラを身近に感じれるものとなったんではないでしょうか。


■ 現在、日本のフラダンス人口は200万人にも

 近年はフラ人気が高まり、フラハーラウ(フラスクール)は日本全国に約300以上、人口は200万人とも言われています。また、フラの競技会も数多く開催されており、特に最大なのが毎年駒沢オリンピック公園体育館で開催されるキング・カメハメハ・フラ・コンペティション・イン・ジャパン。カテゴリーが3つに分かれており、優勝したグループはホノルルで開催される同コンペティションへの出場件を獲得できます。


-終わりに
いかがでしたでしょうか!ダンスの歴史や起源などはなかなか調べたり、学ことは少ないかもしれませんが、少しわかるとダンスの一つ一つに雰囲気を感じ、より本場に近づけるかもしれません♪素敵なフラダンサーになりましょう!

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