まず結論:止めない・揺らす・温める
ダンス前のストレッチで最も大切なのは、「筋肉を伸ばして止める」ことではなく、動かしながら体を温めることである。静止ストレッチはNG(クールダウンで)
反動をつけずにじっと伸ばす静止ストレッチは、ダンス前に行うと筋出力が下がる可能性がある。 そのため、静止ストレッチはレッスン後のクールダウンに回すのが望ましい。
関節→体幹→リズムの順でスイッチON
効率よく体を目覚めさせるには、関節 → 体幹 → リズムの順で動かすことで、ダンスに必要な可動域・安定感・ノリを一気に高めることができる。
時間別ルーティン
3分(超時短):肩回し→ヒップサークル→2ステップ
時間がない時でも最低限行いたい内容。 •肩回し •ヒップサークル •2ステップ ※上半身・下半身・リズムを一気に目覚めさせることが目的。
5分(基本):首小回し/肩甲骨→体側→股関節→ハム"スイープ"→2ステップ
ほとんどのレッスン前におすすめの基本構成。 •首の小回し •体側ストレッチ •股関節回し •ハムストリング・スイープ •2ステップ ※全身をまんべんなく動かし、踊れる状態に整える。
10分(しっかり):下の10種を各30-45秒
体が硬い人や、激しい振付前におすすめ。 以下の動的ストレッチ10種を各30〜45秒ずつ行う。
ダンス前の動的ストレッチ10選
ネックサークル(小さく)首をゆっくり小さく回し、緊張をほぐす。
肩甲骨スクイーズ+アームサークル
肩甲骨を寄せながら腕を回し、上半身を軽くする。
チェストオープン(壁押しで胸を開く)
胸を開き、姿勢を整える。
サイドベンド"バナナ"
体側を大きく伸ばし、しなやかさを出す。
キャット&カウ(背骨を滑らかに)
背骨を一つずつ動かし、動きの滑らかさを高める。
ヒップサークル(骨盤を大きく)
骨盤を大きく回し、下半身の可動域を広げる。
スパイダーランジ&ツイスト
股関節と体幹を同時に目覚めさせる
ハムストリング・スイープ(片足を掃くように)
脚を掃くように動かし、太もも裏を温める。
カーフポンプ(かかと上げ)
かかとを上下させ、ふくらはぎと足首を活性化。
2ステップ×クラップ(BPMに合わせてリズムON)
音楽のBPMに合わせてリズム感を高める。
リズム感を上げる仕上げ1分
足踏み8カウント+手拍子 → サビ30秒を0.75倍速で一度通す
・足踏み8カウント+手拍子・サビ部分を0.75倍速で30秒通す ※ 体が温まった状態で音楽に触れることで、振付への入りが格段に良くなる。
ケガ予防の3ルール
膝とつま先の向きをそろえる
膝が内外にぶれないよう意識することで、関節への負担を減らせる。
反動は小さく"痛気持ちいい"範囲で
無理に伸ばさず、心地よさを基準に行う。
床が滑る/冷たい→ヨガマットor滑り止めソックス
ストレッチヨガマットや滑り止めソックスを使用し、安全な環境を整える。