K-POPのダンスは世代でどう変わった?第1世代から現在までを比較|NOA K-POP DANCE SCHOOL

u2933761673_editorial_split-scene_showing_the_evolution_of_fe_6e8f4ded-378d-4a77-9bc0-a73ef0ead00c_3.png



K-POPの魅力といえば、楽曲だけでなく、完成度の高いダンスパフォーマンスも欠かせません。
現在では複雑な振り付けや細かな音ハメ、メンバー全員が揃ったシンクロダンスなど、さまざまなスタイルのK-POPダンスが見られます。 しかし、K-POPのダンスは最初から現在のような形だったわけではありません。
第1世代から第2世代、第3世代、第4世代、そして現在の第5世代へと、音楽や映像、SNSなどの変化とともにダンスも進化してきました。


この記事では、K-POPの「世代」とは何なのかを解説しながら、それぞれの世代でダンスがどのように変化してきたのかを比較します。昔の代表曲と現在の楽曲を見比べることで、K-POPダンスの歴史をより身近に感じられるでしょう。


【そもそもK-POPの「世代」とは?】

K-POPについて調べていると、「第1世代」「第2世代」「第3世代」といった言葉を目にすることがあります。


これはK-POPアイドルの歴史をデビュー時期や音楽性、活動スタイルなどをもとに大まかに分類したものです。ただし、世代には公式に決められた明確な境界線があるわけではなく、メディアやファンによって分類が異なる場合があります。


第1世代〜第5世代ってどういう意味?


一般的には、1990年代後半から2000年代前半に活躍したグループを第1世代、2000年代中盤から2010年代前半を第2世代、2010年代中盤以降を第3世代、その後を第4世代、2020年代前半以降にデビューしたグループを第5世代と呼ぶことが多くなっています。


第1世代ではH.O.T.やS.E.S.などが登場し、現在につながるアイドル文化の基礎が作られました。第2世代では少女時代やBIGBANG、東方神起などが活躍し、K-POPの海外展開が大きく進みました。


第3世代ではBTSやEXO、TWICE、BLACKPINKなどが登場し、YouTubeやSNSを通じてK-POPが世界中へ広がっていきます。その後、第4世代、第5世代へと進むにつれて、パフォーマンスやコンテンツの発信方法もさらに多様化しています。


世代の分け方に明確な決まりはある?


K-POPの世代には、国際的な団体などが定めた公式ルールがあるわけではありません。

主にデビューした時期を基準にしながら、その時代の音楽性やパフォーマンス、ファンとの交流方法、SNSや動画プラットフォームの普及など、さまざまな変化をまとめて「世代」として捉えています。

そのため、同じグループでも媒体によって第3世代と第4世代のどちらに分類されるかが異なるケースもあります。


「何年から何年まで」と厳密に区切るというよりも、K-POPの歴史を理解するための目安として考えると分かりやすいでしょう。


【第1世代|K-POPダンスの始まり
】

第1世代は、現在のK-POPアイドル文化につながる基礎が作られた時代です。
1996年にデビューしたH.O.T.などのグループが登場し、歌だけでなく、衣装や振り付け、ステージ演出を含めた「アイドルパフォーマンス」が発展していきました。H.O.T.は第1世代を代表するグループのひとつとして知られています。



HIPHOPなどを取り入れたパフォーマンス

第1世代のK-POPでは、当時の韓国のポップスだけでなくHIPHOPやR&Bなど海外の音楽・ダンス文化から影響を受けたパフォーマンスも見られました。

現在のK-POPと比べると振り付けは比較的シンプルですが、グループで同じ動きをすることや、歌・ラップ・ダンスを組み合わせたステージ構成など、現在のK-POPにもつながる要素がすでに見られます。

第1世代のダンスを見ると、現在のK-POPパフォーマンスがどのようなところからスタートしたのかを感じられるでしょう。


現在につながるK-POPスタイルの原点

第1世代では、楽曲を歌うだけではなく、衣装、振り付け、ステージ上での見せ方まで含めてアーティストをプロデュースするスタイルが発展しました。

例えばH.O.T.の「Candy」は、明るい楽曲に合わせた特徴的な衣装や振り付けでも知られています。1996年に発表された楽曲で、2022年にはSMTOWN公式YouTubeでリマスター版MVも公開されています。




● H.O.T.「Candy」



【第2世代|印象に残るポイントダンスが人気に
】

第2世代になると、K-POPのダンスはより大衆的になり、誰でも真似しやすい「ポイントダンス」が注目されるようになります。


少女時代、BIGBANG、東方神起、SHINee、2NE1など、多くの人気グループが登場し、日本を含むアジアへの進出も広がりました。


サビで真似したくなる振り付け

第2世代の特徴のひとつが、楽曲のサビに印象的な振り付けを取り入れるスタイルです。

一度見たら覚えやすい動きや、楽曲のタイトルや歌詞をイメージした振り付けが使われることでファンが真似して楽しめるダンスが増えていきました。

少女時代の「Gee」などは、第2世代の代表的な楽曲のひとつ。2009年に発表され、現在もK-POPを代表する楽曲として知られています。



グループダンスの魅力が広がる

第2世代では、複数のメンバーが同じ振り付けを踊るだけでなく、メンバーの立ち位置を変えたり、列を入れ替えたりするなど、グループならではの見せ方も発展しました。

メンバーそれぞれの個性を見せながら、全員で一つのステージを作るという現在のK-POPグループダンスのスタイルにもつながっています。



● 少女時代「Gee」


【第3世代|シンクロとフォーメーションが進化
】

第3世代になると、K-POPダンスはさらに複雑になっていきます。

BTS、EXO、TWICE、BLACKPINK、SEVENTEENなどが登場し、YouTubeやSNSを通じてパフォーマンスを見る機会も増えました。K-POPが世界中のファンに広がっていった時代でもあります。



メンバー全員で揃えるダンス

第3世代では、メンバー全員の動きを細かく揃える「シンクロダンス」が大きな魅力になりました。腕の角度や身体の向き、足を出すタイミングなど、細かな部分まで揃えることで、複数人で踊ったときに一体感のあるパフォーマンスを作り出します。

また、メンバーが入れ替わるようなフォーメーションチェンジも増え、ダンスそのものがステージ演出の一部として重要になりました。


曲の世界観まで表現する振り付け


第3世代以降は歌詞や楽曲のテーマだけでなく、MVや衣装、ステージ全体の世界観と振り付けを連動させることも増えました。

ダンスの動きだけを見るのではなく、「この曲はどんな世界を表現しているのか」という視点でパフォーマンスを見ることで、K-POPダンスをより深く楽しめます。


● EXO「Growl」



「Growl」はメンバーの動きを見せる構成や、カメラワークを活かしたパフォーマンスでも注目された楽曲です。2013年のMV公開時には、ワンテイク風の撮影手法によって12人のダンスを近距離で見ているような映像表現が話題になりました。


【第4世代|より高度なダンスパフォーマンスへ】

第4世代になると、K-POPダンスはさらに細かく、複雑な動きを取り入れるようになります。
Stray Kids、TOMORROW X TOGETHER、aespa、IVE、LE SSERAFIMなど多様なグループが登場し、それぞれ異なるコンセプトやパフォーマンススタイルを見せるようになりました。



細かな音ハメや身体の使い方

第4世代のダンスでは、音楽の細かな音に動きを合わせる「音ハメ」がより印象的になっています。

腕や手だけを動かすのではなく、胸や肩、首、腰など身体のさまざまな部分を使って音を表現する振り付けも多く、短い時間の中にたくさんの動きが詰め込まれています。

そのため細かな身体のコントロールやリズム感がより重要になります。


グループごとのダンススタイルがより鮮明に

第4世代では、単に「難しいダンス」だけではなく、グループごとの個性を表現することも重視されています。

力強いHIPHOP系の動きを得意とするグループもあれば、しなやかさや表情を活かすグループ、独特な世界観をダンスで表現するグループもあります。

そのため、「第4世代のK-POPダンス」と一括りにしても、グループによって踊り方には大きな違いがあります。


● Stray Kids「God's Menu」



【第5世代|最新K-POPダンスの特徴】

現在のK-POPでは、第5世代と呼ばれる新しいグループも続々と登場しています。
第5世代という呼び方自体がまだ比較的新しく、どこからを第5世代とするかについては媒体やファンによって違いがあります。一般的には2023年以降にデビューしたグループを第5世代とする分類が見られます。


SNSでも印象に残るポイント振り付け

第5世代では、SNSやショート動画との相性を意識した振り付けも目立ちます。 楽曲の中でも特に印象に残る部分を短い動画で切り取って楽しめるため、TikTokなどをきっかけにダンスを知るケースも増えています。


個性を活かしたパフォーマンスにも注目

更には、グループ全体で揃えるダンスに加えて一人ひとりの個性を活かしたパフォーマンスにも注目が集まっています。

同じ振り付けでも、表情や身体の使い方、力の入れ方によって印象が変わるため、メンバーそれぞれの「魅せ方」を見るのも楽しみ方のひとつです。


● RIIZE「Get A Guitar」



【世代の違いを知るとK-POPダンスがもっと面白い】

K-POPダンスは、世代が変わるごとにすべてが別物になったわけではありません。第1世代で作られたアイドルパフォーマンスの基礎が、第2世代のポイントダンスにつながり、第3世代のシンクロやフォーメーション、第4世代以降の複雑な身体表現へと発展してきました。


それぞれの世代の特徴を知ることで、普段何気なく見ているK-POPの振り付けにもさまざまな発見があります。



昔の人気曲と最新曲を踊り比べてみよう

K-POPダンスの変化を体感するなら、実際に昔の曲と最新曲を踊り比べてみるのがおすすめです。

第1世代の楽曲ではシンプルで印象的な動き、第2世代では真似しやすいポイントダンス、第3世代ではシンクロやフォーメーション、第4世代以降では細かな音ハメや身体の使い方など、それぞれ異なる魅力があります。
同じ「K-POPダンス」でも世代によって踊り方や見せ方が違うことを実感できるでしょう。


振り付けの違いにも注目してみよう

K-POPを聴くときは、ぜひ振り付けにも注目してみてください。

「サビで全員が同じ動きをしている」「メンバーが次々と入れ替わっている」「音の一つひとつに動きを合わせている」など、見るポイントを決めるだけでもダンスの楽しみ方が変わります。

特にダンスを習っている方なら、好きな曲をただ真似するだけでなく、「なぜこの動きがここに入っているのか」と考えながら見ることで、振り付けへの理解も深まります。



【まとめ
】

K-POPダンスは、第1世代から現在まで、音楽や映像技術、SNS、ファン文化などの変化とともに進化してきました。
 第1世代では現在のK-POPアイドル文化につながるパフォーマンスの基礎が作られ、第2世代では印象的なポイントダンスが広がりました。第3世代ではシンクロやフォーメーションがさらに進化し、第4世代では細かな音ハメや高度な身体表現などが目立つようになっています。


そして第5世代では、SNSやショート動画との親和性を持ちながら、グループやメンバーそれぞれの個性を活かしたパフォーマンスが広がっています。


K-POPの世代ごとの特徴を知ると、好きなアーティストのダンスをこれまでとは違った視点から楽しめるようになります。


K-POPの歴史を知りながら、好きな曲・好きな振り付けからダンスを楽しんでみよう。
昔のK-POPが好きな方も、最近K-POPを好きになった方も、ぜひさまざまな世代の楽曲を実際に見て踊って比べてみてください。好きな曲の振り付けをきっかけに、K-POPダンスの奥深さをさらに楽しんでみましょう。

まずはお気軽に
体験レッスンへ!

当スクールの体験レッスンは
WEBまたはお電話にてご予約できます。もちろんご予約なしでも受講できますが、レッスンが休講や代講の場合がございますので、
ご予約されてからご来校されるのをお勧めしております。
※お一人様1回限り受講可能