■ はじめに
K-POPグループのファン名(ファンダム)には、重要な意味があり、ファンにとって特別な意味を持つ大切なものです。今回は、各グループのファン名の由来や意味等をご紹介します!
■ K-POPグループのファン名とは?
K-POP好きには欠かせない用語"ファンダム"。「"ファン"+集団・世界などを表す"dom"」から出来ている言葉で、K-POPグループのファンクラブ名として命名されています。ファンダム名(ファン名)は、グループの所属事務所が決めるだけでなく、各グループのメンバーが考えたり、ファン投票によって選ばれることもあります。
■ 人気K-POPグループのファン名解説
BTS(ARMY)
「ARMY」は、デビュー後の2013年7月に、公式ファンカフェで行われた投票をもとに決定されました。BTS(防弾少年団)の"防弾"が関係しており、「防弾(BTS)チョッキと軍隊(ARMY)は常に一緒にあるように、BTSとARMYはいつも一緒」という意味や、「Adorable Representative M.C for Youth(若者を代表する魅力的なMC)」という意味も込められています。
BLACKPINK(Blinks)
BLINKは、BLACK PINKの頭文字を取ったもので、英語で「点滅する、きらめく、一瞬、わずかな瞬間」という意味があります。そのため、「メンバーとファンお互いが輝かせれるそんな存在になろう」という意味が込められています。
EXO(EXO-L)
EXO-LOVEの意味が込められています。また"L"がアルファベット順で、派生ユニットであるEXO-Kの"K"とEXO-Mの"M"の間にあることから、「EXO-KとEXO-Mのどちらも応援するすべてのファン」を意味しています。
TWICE(ONCE)
「いい音楽を一度、すばらしいパフォーマンスで2度魅了させる」というTWICEのグループ名の由来にちなみ、ONCEには「1度もらった愛を2倍にして返す」という意味が込められています。
NCT(NCTzen)
メンバーの話し合いによって決定されたファン名となります。由来としては、英語で季節を表す「season(シーズン)」がもとになっており、「ファンは四季のように大切である」という意味が込められています。
■ ファン名が象徴するもの
ファン名は、特定の作品や人物への愛情を共有する人々の間で形成される独特のアイデンティティとコミュニティ感を象徴しています。
■ K-POPファン名の進化
1990年代初頭にファンダムが形成され始め、コンサート等の参加、ファンレターの送付など、比較的伝統的な形でのアイドル支援に限られていました。しかし、2000年代にはいると、インターネットの普及により、その活動は劇的に変化し、ファン同士のコミュニケーションや情報共有が容易になりました。H.O.T.やBoAなど、初期のK-POPアイドルたちがアジア全域で人気を博し、ファンダムは国際的なものへと拡大しました。そして現代では、SNSがファンダムの活動を加速させ、アイドルとファンの距離を縮め、ファンダムは国際的に広がっています。