タヒチアンダンスの基本ステップ|ノアダンス教室【タヒチアンダンス】

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タヒチアンダンスはなかなか聞きなれない方もいるかもしれませんが、南国ハワイ、タヒチで生まれたダンスで、フラダンスより激しくリズミカルな太鼓の音に合わせて踊るダンスです。イメージはリンボーやファイヤーパフォーマンスなど、派手なパフォーマンスの中でよく見かける機会があります。今回はそんな一見難しそうなタヒチアンダンスの基本の動きについて簡単にご紹介していきます。初めての方でも、これから興味がある方でも基本の動作を真似してやってみてください♪
基本の動きをするまでに、基本姿勢を作ります。膝を曲げて中腰の姿勢で踊りますが常に膝を曲げたまま、上下運動はなるべくせずに動いていきますので、なれないとはじめは太ももがパンパンになるかもしれません。下っ腹に力を入れてキープすると太ももはそこまで力まず楽にできます。


■ 腰を左右に振る「タモ」

腰が左右に動くステップになります。タヒチ語でtamauは「結ぶ」または「リンク」という意味。つまり様々な踊り方につながっていく基本の動作になります。膝を曲げたまま、骨盤を動かすようにして動いていきますが、頭の位置は動かさないのがポイント。はじめは慣れないと太ももにくる動きですが、うまく骨盤と足の付け根から動かすようにできるとスムーズに動かすことができます。


■ 基本のステップ「タイリタマウ」(tahiri tamau)

Tairiとは、大きく強く動かすことを言い、それを継続して続けていきます。基本の膝を曲げ、両手は腰に腹筋と背筋を意識した状態で、上半身をまっすぐのまま、曲げた両足の右足を前に伸ばします。戻したら左足を前に伸ばすという感じで、左右交互に出していきましょう。そうすると足につられて腰が振れることがわかると思います。上半身はリラックスした状態で、まずはゆっくりやっていきましょう。


■ 腰を横8の字に動かす「ヴァル」(Varu)

タヒチ語で数字の8を「Vau」というそうで、その8という字を腰で書くイメージで腰を動かす動作です。左右の腰を順番に動かし、前から後ろへと移動させていきます。右の腰を動かすときは、しっかり右足に重心を置きます。反対の左足のカカトは少しゆるめておくと体重移動の仕方がわかりやすくなります。身体に動きを覚えさせることで腰もスムーズにうごきます。


■ 大きくゆっくり動かす「アミ」(Ami)

アミは骨盤を広く、ゆっくり動かすことで大きな円を腰で描くことができます。両足を曲げた状態から、うまく膝の曲げ伸ばしを使い、関節を最大限につかって大きく円を描きます。ただ、大きく円を描くことだけを意識してしまうと不格好になってしまいますので、頭の位置は動かさず骨盤だけで円を描くようにしていきましょう。このときも上半身はリラックスした状態で。


■ タヒチアンならではの動き「ファラプ」(Faarapu)

ファラプのそもそもの意味は鍋でスープをかき混ぜる手の動きを示す動詞で使われます。かき混ぜるとか混ぜるという意味があり、くるくるとする動作からファラプと名前がつきました。タヒチアンダンスではこれぞ!タチヒアンという動きの1つで、これを習得したいという方も多いのではないでしょうか。動きとしては腰、骨盤を早く回転させる動作ですが、これがやってみるとかなり難しい。はじめはどうやって動かしているのか、誰もが疑問に感じるステップです。コツは腰を動かすのではなく、足の付け根の下っ腹を意識して動かすと、イメージを超えるくらい楽に動かせます。はじめはゆっくりと付け根の筋肉を動かしていきましょう。


■ ソロで使うことが多い「ルル」(ruru)

あまりチームでの作品にはあまり少ないですが、ソロダンスなどのときによく使われるのがルルというステップ。タヒチでは震えるという意味を表します。動作も震えるように右と左に激しく腰を振っていきます。タモよりも素早く動かしていくのが特徴です。音のリズムに合わせて振るときもあれば、盛り上がりの直前に、フィナーレへ向けて使うことが多いステップです。


いかがでしたでしょうか?タヒチアンダンスは下半身の筋力アップも効果的で、近年ダイエットとしてタヒチアンダンスを取り入れるかたも多いです。便秘の解消にかなり効くと言われているのでお悩みの方はぜひ。またタヒチの南国の雰囲気から気分も明るくすっきりすること間違いなし。タヒチアンダンス特有の動きばかりで、まだまだ一部にすぎませんが、ファラプのステップなどは習得できるとすごく派手な動きに見えてタヒチアンダンスをやってる!と実感できる動きなので、練習しがいがあると思います。はじめはなかなかコツもわからないこともあると思いますが、やっていくといきなりできる瞬間が訪れますので、あきらめずにがんばりましょう!

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